「ポケモンGO」まだまだ熱中している人の実情 2年超ずっと続けてきたからこそ言える本音
すでに紹介した2つの理由と似ていますが、これは歩いてもいないし、遠くにも行かない時の話です。
たとえば、満員電車の中とか、大行列の待ち時間とか。これはちょっと特殊な話ですが、ポケモンGOにはPokémon GO Plus(以下、GO Plus)という専用端末があります。
スマホと連動して動作するポケベル(若い人にはかえってわからないかもしれませんが……)みたいな端末です。通常ポケモンGOはスマホのアプリを開いてプレイをしますが、このGO Plusがあると、アプリを開かなくても、ポケモンやスポットに反応して振動してくれます。
そうしたら、このGO Plusのボタンを押せば、ポケモンやアイテムをゲットできるわけです。このGO Plusがあると、一日中ポケモンGOのアプリを開いてポケモンやスポットを探す必要はなくなります。
ブルっときたらボタンを押すだけ。ポケモンGOをやってない人からすると意味がわからないと思いますが、とにかくこれがあるだけで、日々の隙間時間がちょっぴり楽しくなるわけです。
ある意味、パブロフの犬状態。もはや、この振動が長いこと来ないと不安になるレベルです。
と言うと、ドン引きされてしまうかもしれませんが。でも、くどいようですが、ちょっぴり楽しくなるから、やめる理由がないんです。
これが、もしGO Plusがなく、つねにスマホのゲームを占有するアプリしかなかったら、私もおそらくどこかで飽きてやめていたと思います。でも、GO Plusがあるとやめる理由がないんです。
極端な話、スマホではほかのスマホゲームやっていても、GO PlusがあればポケモンGOがプレイできてしまうのです。
単なる「ゲーム」とは言い切れない魅力がある
上記の3点に、いわゆる「ゲーム」として中毒性が高いとか、今までプレイした中で「史上最高のゲーム」で、まだこれ以上のものが出てこないからこれをプレイし続けている、というような「ゲーム」視点での理由が出てこないのがポイントです。
これ以外にも、私の場合は土日に子どもたちとポケモンGOを楽しむ時に、平日の移動時間でたまったアイテムが生きてくるので、子どもに褒めてもらえる、という別の理由もあったりしますが。
とにかくポケモンGOが大きく誤解されているのは、いわゆる「ゲーム」という言葉がもたらす印象でしょう。
実際、ポケモンGOは位置情報を活用したゲーム、と表現されることが多いですが、ポケモンGOを開発しているナイアンティックが提供しているのは、正確には位置情報とゲーム要素を組み合わせたサービス、と理解するほうが正しいように思います。
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