スバル「5代目インプレッサ」発売2年の通信簿

安全技術は好評、水平対向エンジンに課題も

安全機能や装備に対する顧客満足度が非常に高いインプレッサ(写真:スバルグローバルメディアサイト)

「インプレッサ」は、4ドアセダン(インプレッサG4)と5ドアハッチバック(インプレッサスポーツ)の2タイプで構成する、SUBARU(スバル)の中核車種だ。2016年10月から販売する現行モデルは5代目に当たる。トヨタ自動車の4代目「プリウス」との激戦を制し、「日本カー・オブ・ザ・イヤー(略称:COTY:Car of the Year Japan)2016-2017」に選ばれたモデルでもある。

「インプレッサ」が国内市場での屋台骨に

その発売から2年が過ぎた11月2日、SUBARUはインプレッサに2度目の一部改良を実施して、「オートビークルホールド機能」を新たに備えた。これは長い信号待ちや一般道での渋滞など、通常はブレーキペダルを踏み続けなければならないようなシーンで、ブレーキペダルからから足を離しても自動的に車両の停止を保持する仕組みだ。

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SUBARUにとって、かつては「レガシィ」が中核と言えたが、アメリカ市場を主体とした商品企画となり、車体寸法が大型化したことによって国内での販売台数を減らしている。結果、インプレッサが国内市場での屋台骨となっている。また、レガシィのステーションワゴンであるツーリングワゴンも大型化したことから国内では敬遠され、替わって「レヴォーグ」がその後継を担っている。

インプレッサが屋台骨である証は、日本自動車販売協会連合会(自販連)の乗用車ブランド通称名別新車販売ランキングで明らかだ。

2017年の1年間で7万3171台を販売し、前年比72%増という伸びを示しただけでなく、ベスト50の13位に食い込んだ。それより上位にある車種は、ハイブリッド車や小型車、ミニバン、あるいは昨今の人気を受けたSUVである。SUBARUのレヴォーグや「フォレスター」、そしてかつての中核車種レガシィよりも上位にある。ハッチバックを主力とするモデルでは、大健闘しているといえよう。

昨年のそうした販売動向は今年も引き継がれ、1~6月の集計でベスト50の16位にあり、39位のレヴォーグ以下、フォレスターやレガシィに比べ圧倒的上位に居続けている。今年7月にSUVのフォレスターがフルモデルチェンジしてからは、9月以降フォレスターが上位にきたが、それでも直近の10月の実績でフォレスターが20位、インプレッサが23位というように、SUVに対し大きく順位を落としているわけではない。

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