石から紙を作る素材革命に挑戦する男の野望

耐水性に優れた新素材「LIMEX」とは何か

――水をあまり使わないということで、生産面でも作りやすいとかありそうですね。

普通の紙を作る場合、大量の水を吸い上げ浄化して、また流していくことができる広いロケーションでないとなかなか作れません。LIMEXの場合は、小さな工場で内陸部でも作ることができます。

――先ほど、名刺の水をぬらしたところに書くことができましたが、ほかにはどういった用途が考えられるのですか。

飲食店のメニュー表というのは、紙で印刷した後にラミネートなどをしていると思います。しかし、LIMEXでしたら耐水性の特性をいかしてラミネートなどをせずにそのままお使いいただけます。

――ほかにも、水泳の練習のときプールの中でのコミュニケーションにも使えるかもしれませんね。

そうですね。LIMEXの存在を知って、使い方のアイデアをお客様の方からいただくというケースは結構多いですね。

LIMEXは建設資材としても使える

――建設の資材にも使われているとお聞きしましたが…

そうですね。建設資材で石灰石が1番使われるのはセメントの原材料なんです。ですので建築資材として、ものすごく親和性が高いと思っています。ですので、いまLIMEXを建築資材としてお使いいただくため、色々な企業の方々と共同開発しているところです。

――建築資材として使うことで二酸化炭素の削減にもつながるのですか。

CO2の削減はかなり意識しています。僕らがやっている素材開発というのはエコノミーとエコロジーをどれだけ両立できるか、これを意識して取り組んでいます。

いまお使いいただいているものをLIMEXで代替してCO2削減も含め貢献していくことが自分たちの大きな挑戦だと、そこは意識して開発しています。

日テレニュース24の関連記事
石から紙や容器をつくる?素材革命に挑戦2
石から紙や容器をつくる?素材革命に挑戦3
石から紙や容器をつくる?素材革命に挑戦4
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • トクを積む習慣
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 本当は怖い住宅購入
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
おうちで稼ぐ、投資する!<br>在宅仕事図鑑

コロナ禍の下、世代を問わず広がったのが「在宅で稼ぐ」ニーズ。ちまたにはどんな在宅仕事があり、どれくらい稼げるのか。パソコンを使った「デジタル小商い」と「投資」に分け、誰にでもできるノウハウに落とし込んで紹介します。

東洋経済education×ICT