グーグルは、社員を「恍惚状態」にさせている

最高の状態で仕事するにはクレイジーになれ

競争の激しいテクノロジー業界における投資として、エンジニアがすばやくゾーンに入ったり、長くとどまったりできるようにすることが不可欠であることに、グーグルは気づいていた。ただし、すべての不確定要素をしっかり解決できているわけではなかった。

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グーグルのマインドフルネス・トレーニング・プログラムのリーダーの一人であるアダム・レオナードは、次のように述べる。「今のところは順調だ。意欲的に取り組んでいるコミュニティも世界中に多々ある。

ただ、まだ(ニューロフィードバック装置を使った)瞑想をしたことがない人に始めてもらうことが、なかなか難しい。すでに積極的に瞑想している人は、そのメリットを理解している。だが、本当に始めてもらいたいのは、あまりの忙しさとストレスのために、ペースダウンして瞑想しようと思えない人、瞑想するのが難しい人たちなのだ」。

クレイジーなほどハイになって仕事に没頭してもらう

もっとも彼らはすでに努力を始めている。たとえばグーグルは、Wi-Fi完備の通勤用シャトルバス、生産者から消費者まで一貫して安全管理された食堂、週末の冒険のためのチケット事前予約など、伝説に残りそうなほど有名な取り組みを数々行っていることで知られているが、その多くが、仕事の邪魔になるものを最小限にし、「従業員をゾーン状態に保とうとすること」を目的としているのだ。

「ほかの多くの会社と違い、グーグルのマネジャーたちは、エンジニアや管理者が行う探求を助成し、気前のよいピア・プロダクション(インターネットを活用した集合知)の精神を徹底して広めている」と、スタンフォード大学のターナーは指摘している。

従業員にクレイジーなほどハイになって仕事に没頭し続けてもらう。そのためにできるかぎりのことをして、グーグルは、砂漠で見つけたあの「職業的エクスタシー」を、会社で仕事をしているときもつねに保てるように努めているのである。

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