前場の日経平均6日続落、下げ幅一時270円超 米ハイテク株安と円高を懸念、TOPIXも下落

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 9月7日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比223円83銭安の2万2264円11銭となり、6日続落した。写真は東京証券取引所で2016年1月撮影(2018年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比223円83銭安の2万2264円11銭となり、6日続落した。前日の米ハイテク株下落や1ドル110円台に進んだ円高が重しとなった。米国による対中追加関税の発動が警戒されたほか、海外メディアの報道をきっかけに日米貿易摩擦も意識された。下げ幅は一時270円を超えたが、上海株がプラス圏で推移したことが支えとなり、前場引けにかけてやや下げ幅を縮小した

TOPIXは0.74%安となり7日続落した。東証1部の前場の売買代金は1兆0173億円。半導体関連の東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>の下げがきつく、日経平均の押し下げ要因になった。業種別では、石油・石炭、建設が安く、鉱業、電気機器も軟調だった。一方、電気・ガス、陸運は上昇した。市場では「ハイテク株だけでなく中小型株にも売り圧力が強くなっている。TOPIXがレンジを下放れると日経平均も追随する可能性がある」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり510銘柄、値下がり1500銘柄、変わらずが95銘柄だった。

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