日経平均は5日続落、米ハイテク株安を嫌気

北海道地震で心理悪化、貿易摩擦へ警戒感も

 9月6日、東京株式市場で日経平均は5日続落した。前日の米国市場でハイテク株が売られたことで、朝方から主力株中心に売りが先行。台風21号に続き北海道で地震が発生するなど、「災害が相次いでいることも投資家心理を悪化させた。写真は都内で2015年9月撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続落した。前日の米国市場でハイテク株が売られたことで、朝方から主力株中心に売りが先行。台風21号に続き北海道で地震が発生するなど、「災害が相次いでいることも投資家心理を悪化させた。下げ幅は一時160円強に拡大したが、節目として意識されている2万2500円を割り込んだ水準では押し目買いが入った。為替が1ドル111円台を維持したことも支えとなり、下値を売り込む動きは限定的だった。

TOPIXは0.74%安だった。東証1部の売買代金は2兆2328億円。業種別では保険、その他金融、その他製品、精密機器などが下落率上位に並んだ。上昇したのは鉱業、ガラス・土石の2業種のみだった。市場では「貿易摩擦への警戒感が強く、ポジションを取りにくい。新興国通貨安が他の市場に与える影響や今晩の米ハイテク株動向なども見極めたいところだ」(サクソバンク証券チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、稲葉製作所<3421.T>が続伸。5日に発表した2018年7月期業績予想の上方修正を好感した。連結純利益は5500万円から4億0800万円に引き上げた。鋼製物置やオフィス家具の販売が伸びた。半面、北海道電力<9509.T>が安い。北海道で発生した地震の影響で、道内の広範囲に停電が発生し懸念された。

東証1部の騰落数は、値上がり504銘柄に対し、値下がりが1538銘柄、変わらずが64銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22487.94 -92.89

寄り付き    22458.97

安値/高値   22416.63─22535.34

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1692.41 -12.55

寄り付き     1697.16

安値/高値    1690.01─1700.04

 

東証出来高(万株) 128036

東証売買代金(億円) 22328.46

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