缶ビール代が浮く「新幹線のおトクな乗車法」 会員登録・ICカードも不要、駅で買うだけでOK
「ひかり」「さくら」「はやて」を上手に使おう(東海道・山陽・東北新幹線)
東海道・山陽新幹線の「のぞみ」、山陽・九州新幹線の「みずほ」、東北・北海道新幹線の「はやぶさ」、東北・秋田新幹線の「こまち」の指定席は、ほかの列車よりも速いことから、加算料金がかけられている。
東京ー名古屋の場合「ひかり」や「こだま」より、「のぞみ」の指定席の方が210円、新大阪―博多の場合「さくら」「ひかり」「こだま」より、「のぞみ」「みずほ」の方が310円、東京―仙台の場合「はやて」「やまびこ」より、「はやぶさ」「こまち」の方が310円、それぞれ高くなっている。
この程度の価格差なら、早く到着する電車に乗った方がいいと考えてしまいがちだが、時刻表を見ると、「のぞみ」「みずほ」に抜かれない「ひかり」「さくら」が走っている。
新大阪→熊本・鹿児島中央を結ぶ「さくら」の定期列車(毎日運転の電車)は、博多までの間で「のぞみ」に追い越されることはない(逆方向の「さくら」の一部は、「のぞみ」に追い越される)。
また、東京を7時33分〜19時33分の間、毎時33分に出発する「ひかり」は、名古屋まで「のぞみ」に追い越されない。逆方向の名古屋を8時26分〜20時26分の間、毎時26分に出る「ひかり」と21時24分に出る「ひかり」は、東京まで「のぞみ」に追い越されない。
これらの「ひかり」「さくら」は、「のぞみ」「みずほ」と比べても所要時間は10分弱しか変わらない。乗る電車を少し変えるだけで、コーヒー代が簡単に捻出できるおトクな技だ。
オススメは臨時の「はやて」
東北新幹線のダイヤを見ると、「はやぶさ」に追い越されない「やまびこ」は存在するものの、東京―仙台の所要時間は「はやぶさ」の方が、追い越されない「やまびこ」より30分以上短いので、普段は「はやぶさ」「こまち」を利用するのがオススメ。ただ、大宮―仙台の間をノンストップで走る、臨時列車の「はやて」が運転される場合、仙台までの所要時間は「はやぶさ」「こまち」と大きく変わらないので、運転される日は「はやて」に乗るのがオススメだ。
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