NY州保健当局、マクドナルドの店舗を調査 22人が吐き気や嘔吐、下痢などの症状を訴え
[23日 ロイター] - 米ニューヨーク州の保健当局は23日、米ファストフード大手マクドナルド<MCD.N>の同州ジェームズタウンの店舗との関連が疑われる顧客の複数の症状について、調査を実施していると明らかにした。
同州と同州南西部シャトークア郡の保健局によると、22人が吐き気や嘔吐、下痢などの症状を訴えたことを受けて聞き取りを行った結果、15人が今月4─21日の間に同店舗で朝食メニューのサンドイッチを食べたことが判明した。
当局者らによると、同店舗のオーナーは一時的に営業を停止し、調理や販売の方法を見直しているという。
マクドナルドからコメントは得られていない。株価は引け後の時間外取引で小幅安となっている。
同社を巡っては、複数の州で同社店舗が販売したサラダとの関連が疑われているサイクロスポラ感染症の発症について、米食品医薬品局(FDA)が調査を進めている。FDAによると、23日時点でマクドナルドのサラダを食べた顧客のサイクロスポラ症発症事例は507件に上った。
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