インドネシアの裁判所、仏教徒女性に禁錮刑

モスクのお祈りの音に苦情を言ったところ…

 8月21日、インドネシアの裁判所は、近隣のモスクがうるさいと苦情を訴えた仏教徒の女性に、イスラム教を冒瀆(ぼうとく)したとして禁錮18月の刑を言い渡した。提供写真(2018年 ロイター/Antara Foto/Irsan Mulyadi)

[ジャカルタ 21日 ロイター] - インドネシアの裁判所は21日、近隣のモスクがうるさいと苦情を訴えた仏教徒の女性に、イスラム教を冒瀆(ぼうとく)したとして禁錮18月の刑を言い渡した。

この44歳の中国系女性は、北スマトラ州の自宅の近くにあるモスクで1日5回行われるイスラム教のお祈りの音が大きすぎると苦情を申し立てた。

メダンの地方裁判所のスポークスマンは「彼女は宗教、この場合はイスラム教を侮辱する発言をした」と指摘。被告は後悔の念を示し、謝罪したと付け加えた。

一方、政治活動家らは同国の宗教冒瀆を禁じる法律は過剰に厳格で、少数派を阻害するために利用され、宗教の自由を侵していると反発している。

インドネシアは世界最大のイスラム人口を持つ国で、仏教徒やキリスト教徒などは少数派。

政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • コロナ後を生き抜く
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT