東京医科大学の“裏口入学問題”をめぐって医学部医学科の受験をめぐる評判は大きく揺れているものの、その社会的使命が重大であることに変わりはない。
夏休みは、進路を定めなければならない重要な時期。医学部に進むべきかどうか、まだ悩んでいる高校生と親御さんを対象に「医学部受験のスペシャリスト」である代々木ゼミナールの加藤広行さんがその心得を解説する。第4回のテーマは「得意科目を生かす裏技」(次回は9月5日配信予定、第3回はこちら)。
医学部合格にはすべての受験教科(科目)で高得点が必要だ。苦手教科(科目)はたとえ1つでも医学部受験では「大きなハンデ」となる。もっとも、受験生にはそれぞれ得意・不得意教科(科目)が存在する。
そして、各自の得意・不得意が受験校の合否判定において有利・不利に直結するのは自明の理である。
得意科目が生かせる配点パターン
それでは、医学部各大学の配点ウェートがどうなっているのかみていこう。表1のように国公立の配点は「大学によって千差万別」である。
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