正田:僕も40歳で子どもをふたり欲しいですが、子どもが寝る前に顔が見られる程度の時間に帰れればいいかな。うちの父は出張で年間300日以上家にいない人だったので、僕は遊びたくても遊べなかったんです。だから僕は、子どもとはしっかり触れ合いたい。20代では猛烈に働いて、40歳ではある程度落ち着きたいです。
原田:昭和のサラリーマンは家庭を顧みない人が多かったけど、ミレニアル世代の男性は家庭を顧みない人が減るかもしれないね。君らは自分の親とも仲良しな人が多いから、きっと子どもとも仲が良さそうだし。家でチルってるのも大好きだから、外で浮気する人も減りそうだ。
須田:僕は仕事の内容に関して言えば、40歳で管理職であることも予想しつつ、別のスキルも得たいです。たとえば働きながら大学でも教えるとか。そういった意味で、会社員でありながらメディアに出られたりと、いろいろな活動をしている原田さんの働き方は理想です(笑)。
原田:「二刀流、三刀流」の大谷翔平選手を出すのはあまりに偉大すぎるけど、最近はたくさんの名刺を持つことや副業が奨励される風潮がある。いろんなことやるって本当に大変だと個人的には思うけどね。
共働きでしっかり稼ぎたい
牧之段:僕は20代のうちに結婚して、奥さんと共働きでしっかり稼ぎたいです。そのお金で家事代行サービスを活用します。30代でふたりのキャリアがいい感じになってきたら、子どもを作りたいです。
原田:ミレニアル世代は共働きが当たり前の世代だから、大学生男子なのに、奥さんのキャリアイメージや産み時イメージも持っているんだね。
牧之段:ワーク・ライフ・バランスでいうと、40歳は20代より穏やかな働き方でありたいですけど、家に早く帰れなくても構いません。深夜12時帰宅とかでもいいです。
原田:これだけ「働き方改革」が叫ばれている世の中を生きてきたのに、結構労働意欲があるんだね。まあ、体力の落ちてきた40代で深夜帰りっていうイメージが、まだあまり湧かないというのもあるかもしれないけど。でも、もし君と奥さんがともに毎日深夜12時帰宅だと、子どもを育てるのは難しいかもしれないよ。子どもの年齢にもよるだろうけど。
牧之段:じゃあ、子どもが産まれたら、奥さんに早く帰ってもらって……。
原田:そこは牧之段くんじゃなくて、無条件に奥さんが仕事を減らす発想になるんだね。
牧之段:ああ……。
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