苛烈なり!日産ゴーンCEOの体制変更 業績下方修正、だから志賀COOは退任した

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会見を行うゴーン社長。それを座って聞く志賀氏(写真右奥)の心中は・・・・(「画像を拡大」を押すと右奥部分が拡大された画像が表示されます)

円安効果で上方修正が相次ぐ日本車メーカーの中で、日産は下方修正を余儀なくされた。欧州や東南アジアでの販売不振や、リコール費用の増加から、今期の営業利益予想は当初の6100億円から4900億円と2割低下し、純利益は4200億円から3550億円(前期実績は3424億円)に引き下げた。

日産のみならず資本提携先のルノーも、欧州経済停滞のあおりから苦戦している。これまで、ルノー・日産を企業連合としてまれに見る成功に導いてきたゴーンCEO。ドラスティックな経営陣の担当変更があっても、ゴーンCEOの豪腕だけは変わることはなさそうだ。日仏両社で直轄体制を敷いて立て直しを図るゴーンCEOは、さらに重い責任を負った。

(撮影:大澤誠)

丸山 尚文 東洋経済 記者

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まるやま たかふみ / Takafumi Maruyama

個人向け株式投資雑誌『会社四季報プロ500』編集長。『週刊東洋経済』編集部、「東洋経済オンライン」編集長、通信、自動車業界担当などを経て現職

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