ホンダの新型「フィット」、トヨタを猛追

9月末までの累積受注は5万7000台を記録

9月6日に発売されたホンダの新型フィット。9月30日までの累計受注台数が5万7000台以上に達した。月間販売目標1万5000台に対して3.8倍と、予想通りの好調な出足だ。このうちハイブリッド車は70%以上を占めており、あらためて日本市場でのハイブリッド人気が裏付けられた格好だ。旧車種は約5割がハイブリッドだった。

ホンダにとって、新型フィットはコンパクト車の最重要機種だ。ハイブリッド車の場合、最高燃費はガソリン1リットル当たり36.4キロメートル。ライバルであるトヨタ自動車の「アクア」の同35.4キロメートルを上回っている。

寄居工場で本格量産へ

10月4日に発表された9月の車名別販売ランキングでは、フィットは1万9388台と、首位アクアの2万6543台、プリウスの2万3069台の後塵を拝した。ただ、こちらの数字は実際に客にわたった台数なので、受注からはタイムラグが出る。

フィットは現在、量産の立ち上げ段階で従来の鈴鹿工場(三重県)で生産されているが、11月以降はフィット用に立ち上げた寄居工場(埼玉県)での本格量産が始まる。生産ピッチが上がってくれば、販売数字にも反映されてくるだろう。念願の販売トップ奪取に期待がかかる。

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