フェラーリ「F12」に乗ってみた!!

最強スポーツカーで体験した「異次元の走り」

排気量6262cc、740馬力の「フェラーリF12ベルリネッタ」

アクセルを少し強めに踏んでみた。

記者が運転する「フェラーリF12ベルリネッタ」は、ほんの一瞬でスピードを急上昇させた。まるでジェット機が離陸態勢に入った瞬間のような、強烈な加速である。

「速い!!」。事前の想定を超えたあまりのものすごさに正直驚いてしまい、すぐに右足をアクセルからブレーキに踏み替えた。少し強めにアクセルを踏み込めた時間は、2秒あったかどうか。安全運転が必須であり、交通法規も守らなければならないという大前提はあったが、そんなことよりも先に、危険を察知するように体が反応していた。これまで、かなり速いと言われるスポーツカーや高級車を数車種運転したことがあるが、こんな感覚は初めてだ。

10月5日。東京都内某所。記者はイタリアのスポーツカー「フェラーリ」の最高峰モデルであるF12に試乗した。ちゃんと運転席に座り、ハンドル、アクセル、ブレーキを使って、実際に運転したのである。

「一介の経済記者がなぜ、フェラーリに?」。読者の皆さんの大半がそう思って、この記事を読み始めたのではないだろうか。そこで詳しい試乗記に入る前に、経緯を少し説明させてもらいたい。

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