「オデッセイ」の車高が14センチ上がったワケ

"らしさ"を捨てた、ミニバンブームの火付け役

 

かつて一世を風靡したミニバンは復活できるのか――。

ホンダは10月31日、3ナンバーサイズのミニバン「オデッセイ」をフルモデルチェンジし、11月1日から販売を開始すると発表した。1994年に登場して以来、5代目となる。標準モデルは249万~305万5000円、上級モデルの「オデッセイ アブソルート」は315万4000~373万円。月間販売目標は4000台としている。

初代のオデッセイは、「多人数乗用車に革命をもたらし、日本にミニバンブームを巻き起こした」(伊東孝紳社長)とホンダが自認する車種。これまで累計105万台を売り上げ、ホンダの屋台骨を支えてきた。

販売は右肩下がり

だが、2003年のモデルチェンジ、04年にやや大きい車格の兄弟車「エリシオン」を投入した後はひたすら右肩下がりだ。

4代目となる08年のモデルチェンジも不発に終わり、トヨタ自動車の「ヴェルファイア」と姉妹車の「アルファード」、日産自動車の「エルグランド」の前に、土俵際に追い詰められていた。

12年のオデッセイ・エリシオンの合計販売台数はわずかに9598台、ヴェルファイア・アルファードの月間販売台数レベルに止まっている。

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