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苛烈なり!日産ゴーンCEOの体制変更 業績下方修正、だから志賀COOは退任した

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COO(最高執行責任者)を退く志賀俊之氏(撮影:尾形文繁)

若返りというものの、今回、ECを退くのは志賀氏とドッジ氏の2人だけだ。もともとドッジ氏は自ら退任の意向を示していたとのことで、実質的に志賀氏1人がECから外れる。新たにナンバー2となる西川氏は志賀氏と同じ1953年生まれであり、経営陣が特に若返るわけではない。

ゴーンCEOはかねてコミットメント経営を掲げ、目標の必達をもっとも重視してきた。そして、目標が実現されない場合、責任を取ることを求める。最近では、日本市場でのシェアダウンや電気自動車(EV)の普及の立ち後れを要因に、担当役員が交代した。

今回、他のECメンバーに”お咎め”がなく、COOを廃止してゴーンCEOの権限強化がなされたことをみれば、志賀氏が業績低下の責任を問われたと見るのが自然だろう。

日産だけでなくルノーでも苛烈な人事が

11月5日の中間決算発表を土壇場で予定変更し、業績修正に加えて体制変更も公表するドタバタぶりを見ると、ゴーンCEOが業績下方修正とあわせて志賀氏の”解任”を決断したのは今週に入ってからとみられる。

実は8月、ゴーンCEOは自身がトップを兼務するルノーでも、ナンバー2だったカルロス・タバレスCOOを電撃的に解任し、COO職を廃止している。今回、日産でも同じことをしたわけだ。

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【なぜ業績下方修正したのか?】

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