今回のW杯の衝撃はアジアが4勝もしたことだ 1勝もできなかったブラジル大会とは対照的

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 7月3日、熱戦が繰り広げられているサッカーW杯ロシア大会では、韓国が前回王者のドイツに大金星を挙げ、日本も格上のベルギーを苦しめた。だが、アジアの代表チームはすべて、またしても1次リーグで敗退し、帰国の途につくこととなった。写真は、ロングボールを蹴る韓国のチュ・セジョン選手。カザンで6月撮影(2018年 ロイター/John Sibley)

[カザン(ロシア) 3日 ロイター] - 熱戦が繰り広げられているサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会では、韓国が前回王者のドイツに大金星を挙げ、日本も格上のベルギーを苦しめた。だが、日本以外のアジア代表チームはすべて、またしても1次リーグで敗退し、帰国の途につくこととなった。

サムライブルーは2日、才能豊かな選手がそろったベルギーに対して、後半序盤に2─0とリード。本大会で最大の番狂わせを起こすかと思われたが、ロスタイムでベルギーに得点を許し2─3で敗れた。

日本代表チームの夢は打ち砕かれた

自国初の8強入りを果たし、韓国と共同開催した2002年大会以来、準々決勝に進むアジア初の国になるという日本代表チームの夢は打ち砕かれた。

「これがサッカー。受け止めにくい結果だが、受け止めるしかない」と、MF香川真司は試合後に語った。「1勝し、次に行きたかった。壁は大きいと実感した」

アジアのチームがこの壁を越えたのはかつて2度しかない。2002年、韓国が日本と共同開催したW杯で準決勝に進出。また、1966年イングランド大会では、北朝鮮が8強入りを果たした。

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