W杯は広告主にとってオイシイものではない

視聴の傾向がわかる5つのチャート

ワールドカップの視聴方法が細分化されている(写真:Rawpixel/iStock)

ワールドカップが開催されているが、広告主の反応はこれまでのところは抑制されている。

この記事はデジタルマーケティング戦略に特化したメディア「DIGIDAY[日本版]」(運営:メディアジーン)の提供記事です

人々のワールドカップの視聴方法が細分化されており、広告主は、従来とは違うやり方で注意を引かなければならない。

広告の事業上の成果を示すよう圧力が高まっているので、ブランドは2018ワールドカップのスポンサーになるのも躊躇している、と英調査会社グローバルウェブインデックスのシニアトレンドマネージャーであるフェリム・マグラス氏は語る。

2018ワールドカップの傾向がわかる5つのチャートを紹介する。

オンラインでの視聴に勢い

1万2200人以上を対象にした市場調査会社イプソスの調査によると、世界のインターネットユーザーのうち、62%はワールドカップの試合をTVで視聴するつもりで、4分の1はオンラインで視聴する予定だ。

この傾向がもっとも顕著なのは発展途上国で、オンラインで視聴予定のインターネットユーザーは中国で47%、次いでインドで45%、サウジアラビアで44%となっている。オンラインでの視聴へのシフトにより、2018ワールドカップのスポンサーシップ売り上げが、前回より1億7900万ドル(約197億円)少なかった理由の説明がつくし、今後の大会では予算の増加ペースが鈍化するだろう、と戦略エージェンシー、MTMスポーツの上級コンサルタントであるティム・パート氏は述べている。

(Source: Ipsos)
次ページソーシャルも利用
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激突! アサヒvs.キリン<br>「正反対」のビール戦略

2020年に豪州最大のビール会社を買収するアサヒグループHD。国内縮小を見越し「スーパードライ」集中でグローバル化を強化する。一方、キリンHDは化粧品・健康食品のファンケル買収などで多角化を推進。正反対の戦略の成否は? 両社トップに聞く。