営業メールを無視される人とされない人の差 迷いのない文章ほど相手に読んでもらえる

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環境負荷の減少を訴えることで、お客様第一だけでなく社会にも貢献する、いわゆる「三方よし」を目指している企業姿勢が文面からわかります。同じように製品のよさをアピールしていますが、理念の背景がある分、後者のほうに若干強い自信が感じられませんか。

文章は書くほうに迷いがなければ、読むほうにすっきり伝わるものです。

あいさつ状でも理念を込めよう

理念は必ずしも文面だけに表れるものではありません。製品の購入者に定期的に文書を送る「あいさつ状」も、その行為自体が理念を反映されたものといえます。製品の購入者へのあいさつ状では、購入いただいたことへのお礼と使い心地などについて伺うことが定番です。

例文C
<前段部分は省略>
「弊社製品をご利用いただき誠にありがとうございます。その後、使い心地はいかがでしょうか。どうか末永くご愛用いただけますよう、心から祈念しております。」

あいさつ状が来るという事実が大事とはいえ、もうすこし文面に明確な主張がほしいところです。顧客第一という姿勢を文面に表そうと思うのならば、下記のようにいくつか伝えることを増やしたほうがよいでしょう。

例文D
<前段部分は省略>
「弊社製品をご利用いただき誠にありがとうございます。その後、使い心地はいかがでしょうか。私どもは、今後ともお客さまのお声を製品の開発、改良に生かしてまいりたいと考えております。

何か不都合がございましたら、ぜひ下記へご一報くださいますようお願いいたします。

ただちに対応いたしたく存じます。

受付窓口(アドレス 担当者名)△△××〇〇

どうか、これからも末永くご愛用してくださるよう心よりお願いいたします。」

こちらのほうは、口だけではなく行動が伴っている分、本気で顧客第一を実践しようとしていることが伝わります。

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アルファポリスビジネス編集部

アルファポリスはエンターテインメントコンテンツのポータルサイト。小説、漫画、書籍情報などを無料で配信。最近はビジネス系の記事にも力を入れている。

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