雇用者急増でもGDPが減る日本経済の「謎」 3カ月で141万人も激増、就業者数は過去最高

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さて、ここからは恒例、競馬ファン御用達のページである。

5週連続の府中G1レースが終わって、ちょっと気が抜けた、というファンが多いかもしれない。今年のクラシックレースはなかなかに見ごたえがあったからね。

それでも週末の府中競馬場では、G3のエプソムカップ(10日11R、芝1800メートル)が行われる。秋以降に飛躍する馬を見出したいところ。例年は堅いレースになることが多く、過去10戦のうち4歳馬が7勝している。ということで、今年はダイワキャグニーとサトノアーサーの4歳馬2頭が人気している。

エプソムカップは6歳馬のグリュイエールを狙う

普通ならこの2頭から考えるところで、とくにサトノアーサーは馬体の見栄えが良く、セリ取引価格2.1億円の良血馬である。G1の戦績は今ひとつだが、そろそろブレイクして不思議はない。

ただし今回は狙いたい馬が他にいる。6歳馬のグリュイエールだ。競走馬の「不治の病」とも言われる屈腱炎で丸2年を棒に振っており、キャリア的には4歳馬に近い。今乗りに乗っている金子真人オーナー、藤原英昭厩舎、福永祐一騎手という黄金トリオも期待度大。ここは判官びいきで応援したい。

さらに穴をあけそうな存在として、エアアンセムとマイネルミラノがぷんぷん匂う。梅雨の季節のこのレース、ちょっと荒れることを期待して勝負してみよう。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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