日本株はこれからどうなるのだろうか。イタリアの政局混迷はとりあえず収まったが世界は不安定。何かをきっかけに相場が変調を来すリスクは依然残る。そんな中、カリスマ投資家の内田衛氏は2月決算会社の株主総会に出席しながら新規上場会社の株も購入、上場当日にしっかり利益を出していたようだ。いつものように「投資日記」で振り返って見よう。
日本郵政が公募価格1322円を下回り、不満だらけ
【5月21日 月曜日】先週末の日経225先物は、100円安の2万2830円。NYダウは1ドル高の2万4715ドル。1ドル=110.73円、1ユーロ=130.33円。日本郵政(6178)株が冴えない。
本日終値は、4円安の1277円なのだが、昨年9月に2回目の公募売り出しをしたときの株価は1322円。それから9月末配当25円、今年の3月期末配当25円と郵政10周年記念配当7円を足すと57円になるが、株価が45円下がっている。せっかくの高配当利回りを受け取っても株価が値下がりしていては、意味がない。せめて公募売り出し価格の1322円を維持してほしい。日経平均株価は、72円高の2万3002円と3日続伸し、3カ月半ぶりの2万3000円台回復。
【5月22日 火曜日】日経225先物は、20円高の2万3030円、NYダウは、298ドル高の2万5013ドル。大和証券で、新規公開株(IPO)のラクスル(4384)を仮条件の上限の1500円で500株申し込む。上場日は、5月31日。日経平均は、42円安の2万2960円。
【5月23日 水曜日】日経225先物は、30円安の2万2930円、NYダウは、178ドル安の2万4834ドル。優待目的保有銘柄のコジマ(7513)が、14時14分、14円高の500円をつけ、年初来高値を更新した。終値は10円高の496円。コジマは、ビックカメラ子会社で再建中なのだが、4月6日引け後に発表した平成30年8月期第2四半期決算の上方修正をきっかけに動意づいている。日経平均は、270円安の2万2689円。
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