トランプを揺さぶる「不倫用不正資金」の争点

「口止め料」は他の女性にも支払われていた?

ストーミー・ダニエルズ氏とドナルド・トランプ米大統領(写真左:REUTERS/Brendan Mcdermid 、写真右:REUTERS/Joshua Roberts)

[ワシントン(ロイター)]- 5月6日、ドナルド・トランプ米大統領の弁護士であるルドルフ・ジュリアーニ氏は、ポルノスターであるストーミー・ダニエルズ(本名はステファニー・クリフォード)以外の女性たちにも口止め料が支払われた可能性を否定しないと述べた。

ジュリアーニ氏は、ABCの「This Week」で、トランプ氏の前弁護士マイケル・コーヘン氏が他の誰かに口止め料を支払ったかどうかは知らないとしたが、「支払う必要があったなら、支払っただろうと思います。彼(コーヘン氏)は大統領のために支払いをしていたか、大統領のために事業活動をしていたのです」と述べた。

「不倫用不正資金」を準備していた?

ジュリアーニ氏は、2016年にコーヘン氏がダニエルズ氏に支払った13万ドルを、「厄介な支払い」とした。

トランプ大統領の弁護を引き受けたルドルフ・ジュリアーニ氏(写真:REUTERS/Joshua Roberts)

ダニエルズ氏は2006年にトランプ氏と性的関係を持ったと主張しているが、トランプ氏はダニエルズ氏の主張を否定している。コーヘン氏は、長年にわたってトランプ氏の顧問弁護士であり、現在受けている犯罪捜査の一部はダニエルズ氏への支払いに関するものである。

ダニエルズ氏の弁護士、マイケル・アヴェナッティ氏は、「不倫用不正資金」を準備していたとして、トランプ氏を非難した。また、同様の資金が他の女性たちにも支払われただろうと、ABCに述べた。

追加の支払いが発覚すると、ダニエルズ氏に口止め料が支払われたことを知らないと弁明していたトランプにとって、問題が複雑になる。

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