今回の構造改革について新野社長は「人を減らすことが目的ではなく、われわれのリソースをシフトしていくのが狙い」と説明。これまでも技術者のハードウエアからソフトウエアへのシフトを進めていたが、それをいっそう進めていく考えだ。「職種を変えたくないなどどうしても難しい場合は、特別転身という施策のなかで、支援もしながらやっていく」(新野社長)という。
実際、ソフトウエア分野の技術者不足は深刻な状況。特にデータサイエンティストやAI(人工知能)人材は増やしたいし、奪われたくない領域だ。
こうした状況を象徴する発表が、決算発表の前日にあった。NECが米国で新しく設立したdotData社。NECのAIの中核技術を切り出し、AIを使ったデータ分析プロセスを自動化するサービスを展開する。ベンチャーキャピタルの出資を受けて、将来的にIPO(株式公開)もめざす。CEOには1981年生まれの主席研究員で、機械学習アルゴリズムの専門家である藤巻遼平氏が就いた。
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