「新貿易協議」、玉虫色決着は日本の作戦勝ち FTA回避へ舞台裏に工夫も

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本来は、麻生太郎副総理とペンス副大統領による「日米経済対話」がクッションの役割を果たすはずだったが、大きな進展がみられず「逆に米国の不満が高まる結果となっている」(経済官庁幹部)との見方がある。

別の窓口を設けることで米国からの批判を和らげたい考えだが、ある政府関係者は「TPPかFTAか、といった結果を得たいわけではない」と解説する。

日本語では「協議」だが、英語では「Talks」

新たな枠組みの名称は、日本語では「協議」だが、英語では「Talks」。交渉ではなく、あくまで意見交換の場との意味合いを強めた。

結果的に日本側の思惑が結実したかたちだが、新たな枠組みでも米国の要求をかわし切れるかはみえない。

今年11月に行われる米中間選挙が近づくにつれ、FTAを求めるトランプ大統領の対日姿勢が厳しくなることが予想されるからだ。今後、日米の方向性のずれがいっそう表面化する可能性も残されている。

(梅川崇 編集:田巻一彦)

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