離婚したくなったら考える「5つの判断材料」 「婚活」があるのなら「離活」もあってよい
読者の皆さんは「おカネ」と「愛」、どちらが大切ですか? 若い頃は迷わず「愛」と答えていたと思います。しかし、生きていくうえでは、やはりおカネも重要です。
離婚した女性が「離婚破綻」で苦しんでいる話もよく聞きます。男性が悪いと言ってしまえばそれまでです。しかし、自分では「なんとかなる!」と思って、いざ別れてみると、家事・子育て・仕事の両立が難しく、疲弊してしまい「こんなことなら別れなければよかった」ということになりかねないのです。嫌いになった夫と別れて幸せになるつもりが、生活に追われ子供とのんびり過ごす時間もない人もいます。
5つの材料から「離活」をして最終決断
では、離婚して幸せになるか、ならないか、その見極めはどうしたらいいのでしょうか。その基準は以下の5つが判断材料になります。一つひとつ見ていきましょう。離婚したいと思ったら、まず以下の5つを頭に入れたうえで、「離活」(離婚活動)をしていただきたいのです。
1)本人の性格
まず1つ目は本人の性格です。具体的に言うと、離婚すべきかどうか、ランダムに10人位の人の意見を聞くといいでしょう。このときの心構えとして「何を言われても怒りません、言ってください」という低姿勢で、ランチくらいはごちそうしてお願いしましょう。
「そんなのはイヤ!」という時点で、離婚には向かないと思います。離婚後の人間関係は、人生を豊かにする重要な要素です。「他者のために」「お世話になったらお礼はきちんとする」という気配りができる人でないと、難しいでしょう。
2)住まいの確保
2つ目は住まいです。持ち家の人なら、財産分与で自分がその家に住めるのかどうか。仮に住めた場合でも、管理費・修繕費・税金等が払えるのか。マンションの場合は、新築時には管理費・修繕費を低く見積もっているケースも多いので、管理会社の担当者に聞いてみるとよいと思います。賃貸の人は、自分が支払える家賃相場ではどこに住めるか調べてください。
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