アリゾナ州上空「未確認飛行物体」は何なのか 気球?実験航空機?それとも…?

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無線の会話は続く。

「Googleの気球かな?」「違うだろ」というやりとりに続いて、誰かが「UFOだ」と、まるでそれが当然であるかのように応えた。

このやりとりの録音は、ウェブサイト「The Drive」が最初に報じた。そこからひと月が経つが、何があったかはまだわかっていない。

ロズウェルから500マイル

連邦航空局のリン・ランスフォード氏は、この件について「コメントできることはない」と、アルバカーキのテレビ局KOBに語った。

「航空機2機との短いやりとりがあっただけです。他の飛行物体の存在を、管制官は確認できていません」

飛行物体が目撃されたのは、ドローンの飛行可能高度よりずっと上空だった。しかし目撃情報が曖昧なので、気球や実験航空機である可能性は完全に拭えない。

目撃された場所は、ニューメキシコ州のロズウェルから500マイル(約800キロ)の距離にある。ロズウェルは、1947年にUFOが墜落されたと言われている場所だ。しかしアメリカ政府は後に、飛行物体はソ連の核実験の兆候を探すための高高度気球だと述べ、UFO説を否定している。

ハフポストUS版の記事/文:Ed Mazza)

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