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無料で楽しめるインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」が、ゴルフのコンテンツを手にした。それが、石川遼や池田勇太らスター選手がいる男子レギュラーツアーでも、華やかで人気のある女子ツアーでもない。男子のレギュラーツアーの下部、プロ野球でいうと2軍のツアーの年間特別スポンサーになった。
このツアー、昨年までは「チャレンジトーナメント」といわれ、年間12試合程度が行われてきた。このツアーで賞金ランク上位になると、レギュラーツアーへの出場権が与えられる。若手にとっての「登竜門」となるツアーだった。
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今季から「AbemaTVツアー」と名称が変更される。今年開催される12試合のすべてをインターネットで生中継するという。ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)はもちろん、ゴルフ界にとっては画期的な試みになる。
AbemaTVツアーは何が違うのか
3月23日から開催された「ジャパン・ゴルフフェア」の会場の一角で「ゴルフを普及するための中継スタイル」という討論会が行われた。そこで、今回のAbemaTVツアーが話題になった。
何が画期的なのだろうか。
これまで、ゴルフ中継というのは、このコラムでも時折指摘してきたように、「地上波の録画中継」というのが通常だった。サッカーなどのように時間が決まっていないので、放送枠の時間内で収めるには録画の必要があり、大会スポンサーのために表彰式なども盛り込むためでもある。
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