すぐ近くでは、4年生の女子児童が「妊婦さんと赤ちゃん」と題した発表を行っていた。
「赤ちゃんがミルクを飲んだ後にゲップをするのはなぜでしょう」「赤ちゃんはおなかがすいた、暑い、怖いといった気持ちを泣くことでしか表現できませんが、しかし、赤ちゃんの泣き方には違いがあります」。児童たちは参観する保護者やほかの学校の教職員を前に、自分で調べたことを、自分の言葉で表現していた。
栃木県からやってきたという教員たちがしきりに感心していた。「こうした取り組みを1年生から積み上げているのがすごい。一朝一夕ではできない」。
体育館では5年生による防災についての発表があった。東京都が作成した防災のパンフレットを読み込み、避難の仕方や、被害を少なくするには何が必要かを模造紙に詳しく書き込んだ。キッチンペーパーを使ったマスクや、使用済みの牛乳パックを利用したスプーンなどのアイデアは、大人でもなかなか考えつかないものだ。
この記事は有料会員限定です
残り 1965文字
