東京に進出する「ベンチャーカフェ」の正体 米ボストンで注目される起業のエコシステム

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3月10日、早稲田大学で開かれたイベント「昆虫食ビジネスから考える、”好きなことを仕事にする”」の様子。学生同士の活発な議論が繰り広げられた(記者撮影)

「普通においしい」「ポップコーンみたい」。テーブルに並んだのは、コオロギやミールワームのキャラメリゼ(カラメルをかけた菓子)。試食した人たちからは、驚きの声が上がった。

3月10日、早稲田大学で開かれたイベント「昆虫食ビジネスから考える、”好きなことを仕事にする”」。同大学に在学し、人工繁殖させたコオロギを水産養殖用のエサに活用するプロジェクトを進める葦苅晟矢(あしかり・せいや)さんなど、「昆虫食」に関するビジネスを手掛ける現役大学生3人がパネルディスカッションを繰り広げた。

「昆虫食ならオタクになれると思ったから始めた。大企業の人も、オタクを求めていると思う」

「好きなものでおカネをもらうことで、まっすぐな思いを維持できないときもある。そんなときは仕事ではなく、ライフワークとしてやるべきかなと思うこともある」

「好きを仕事にすべきか」を議論

昆虫のキャラメリゼを食べる参加者(記者撮影)

イベントには、早稲田大学の学生やSNSを通じてイベントを知った人たち約50人が参加。「好きを仕事にすべきか」といった議論に熱心に耳を傾けていた。パネルディスカッションの後の懇親会では、パネラーや参加者たちが交流を深めた。

イベントの企画・運営はすべて学生の手によるもの。その狙いは「早稲田に起業家コミュニティを作ること」だ。ただ実はこのイベント、日本に進出したばかりのある組織とのコラボレーションで生まれたものなのだ。

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