富士重、進化した”ぶつからない車”の実力

夢の「自動運転」への第一歩

搭載されたカメラで人や車を認識する

車の衝突事故を減らすべく、国内外の自動車メーカーが「ぶつからない」技術の開発をこぞって進めている。その先駆けである富士重工業の安全運転支援システム「アイサイト」の新型モデルがお披露目された。

2014年に国内で発売する新ブランドの小型車から搭載し、ほかの車種にも順次展開する。

アイサイトはルームミラーの脇に取り付けた2台の小型カメラが「目」となり、前方の車や歩行者などを認識。衝突するおそれがある場合には自動でブレーキがかかる仕組みだ。富士重は08年に実用化し、主力車種の「レガシィ」や「インプレッサ」にオプションで搭載できるようにしている。

時速50キロでも自動ブレーキ

現行の「アイサイト(Ver2)」では、自動ブレーキで止まれる速度は時速30キロメートル。これを新型モデルでは市街地で一般的な制限速度である50キロまで高めた。カメラの性能が上がり、現行モデルより視野角と視認距離が40%向上した。加えて、画像のカラー化により先行車のブレーキランプや赤信号なども識別できるようになった。

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