富士重、進化した”ぶつからない車”の実力 夢の「自動運転」への第一歩

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富士重によると、搭載可能な車種におけるアイサイト搭載比率は年々上昇を続け、9月末時点で8割を超えた。マーケティング戦略なども奏功し、アイサイトもスバル車の購入動機の一つとなっているようだ。

ルームミラーの両脇に設置されたカメラ

「アイサイト(Ver2)」はオプション価格10万円(税抜き)。次世代アイサイトも「現状水準を維持する予定」(富士重の平川良夫・常務執行役員)だ。

自動ブレーキに加え、今回新しく搭載したのが「レーンキープアシスト」機能だ。高速道路では、走行車線の両側の白線を認識し、車線の中央を維持して走行するよう操舵支援する。道がカーブしていてもそれに合わせて車も曲がるようになっており、車線からはみ出しそうになると、車線に戻るようにハンドルに力が加わる。

2020年代に自動運転実現へ

富士重は、この機能を「自動運転の第一歩となる制御技術」(岩瀬勉・スバル技術本部プロジェクト・ゼネラル・マネージャー)と位置づける。同社はアイサイトによる高速道路での自動運転の実現を2020年代までに目指す方針を示している。「前方のカメラだけでなく、全方位を認識できるようにレーダーの使用も視野に入っている」(岩瀬氏)。

ただし自動ブレーキなどの安全技術の搭載は、いまや高級車から軽自動車にまで搭載されようになっており、それほど珍しいものではない。

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