カプコン「モンハン4」快進撃の秘密(上) どうしてシリーズを重ねるごとに売上本数が増加するのか?

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また、14年春には、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとの共同企画「モンスターハンター・ザ・リアル2014」が開催される。13年夏に同じくUSJで、人気ゲーム「バイオハザード」の世界を再現した「バイオハザード・ザ・リアル」が開催されたが、ここを訪れた休眠中のバイオハザード・ユーザーや、名前だけは知っていても実際にゲームをしたことのないユーザーのゲーム意欲を確実にかき立てた。

発売後半年で開催される「モンハン・ザ・リアル2014」も、同様の効果をもたらすことになりそうだ。

業績は上振れの可能性

今14年3月期は出足こそ、前上期並みのヒット作不在で冴えない状況だが、下期からは今回の「モンハン4」に加え、PS4向け「Deep Down」など大型新作が家庭用ソフトを牽引する。また、下期には「CROSS BEATS」や「音レンジャー」など、好採算のモバイル向けソフト30タイトル強がリリースされる予定だ。

470万本を売り上げた「モンハン3rd」が出た11年3月期は、営業利益142億円という大躍進を果たした。今14年3月期も会社計画から上触れする蓋然性が高くなってきた。

カプコン「モンハン4」快進撃の秘密(下)では辻本春弘社長へのインタビューを掲載します。

筑紫 祐二 東洋経済 記者

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ちくし ゆうじ / Yuji Chikushi

住宅建設、セメント、ノンバンクなどを担当。「そのハラル大丈夫?」(週刊東洋経済eビジネス新書No.92)を執筆。

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