未婚女性の「専業主婦志向」が実現困難な理由

年収に関係なく未婚男には「共働き派」が多い

専業主婦はオワコンなのでしょうか?(写真:プラナ / PIXTA)

結婚生活の理想と現実――。恋愛と結婚は別物であるという意識は、一般的に未婚者よりも既婚者の方が高いのですが、それだけ既婚者は結婚生活の現実をまざまざと経験しているからでしょう。

この連載の一覧はこちら

今や「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という専業主婦型夫婦の形は大幅に減少し、「共働き・共家事・共育児」というのが現代の夫婦の形とも言われています。

専業主婦世帯と共働き世帯、現在の日本における夫婦の実情を見ると、すでに共働き世帯がマジョリティです。厚労省「厚生労働白書」によれば、1980年から2016年にかけてきれいに世帯数が逆転していることがわかります。ざっくり言えば、専業主婦世帯は共働き世帯の約半分です。

「共働き派」台頭の背景

では、専業主婦という形態はもうオワコンなんでしょうか?

専業主婦世帯と共働き世帯の数が逆転した時期は、ちょうど1990年代のバブル崩壊時期と重なります。共働きを能動的に選択したというより、経済的な理由によって共働きせざるをえない状況に追い込まれたというのが正直なところかもしれません。

次ページ個々の意識はどうか
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナウイルスの恐怖
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 財新
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
新型肺炎の「致死率」<br>武漢だけ突出する理由

新型肺炎による死亡者は、湖北省、とくに武漢に集中しており、致死率は他の省を圧倒しています。この理由と背景は? 本誌デジタル版では、現地から果敢な報道を続ける中国「財新」特約の連載「疫病都市」を配信しています。