やんちゃ坊主はもう卒業、収益化に邁進するユーチューブ

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 「ユーチューズ2008」。昨年3月、米大統領選に向けて特別チャンネルが立ち上がった。予備選挙を経て、現在ではバラク・オバマ、ジョン・マケイン両候補の演説や米CBSなどのニュース映像がズラリと並ぶ。また、両候補とも独自のチャンネルを設置、オバマ候補に至っては、ユーチューブの単独インタビューにまで登場。ユーチューブは今や米大統領選における大事な“戦場”だ。

もはや著作権違反動画のためのサイトではない--。グーグルのやんちゃな弟分は必死に大人の階段を駆け上がっているが、その成果はどこまで出ているのだろうか。一つずつ検証してみよう。

【検証1】著作権保護はどこまで進んだか

素人の動画を共有する目的で生まれたユーチューブだが、気がつくとサイトは著作権違反コンテンツであふれ返っていた。「もともと著作権違反をしようと思って作ったわけではなかったが、急激にユーザーやアップロードが増える中で、それに対応できるだけの人手が足りなかった」(レイエス氏)。

当初は、著作権所有者が自らサイトを監視し、専用サイトを通じて削除要請をしていたが、一つ消してはまた違う動画がアップロードされるイタチごっこの連続。そこで、グーグルの技術力を応用して昨年の秋導入したのが、「ビデオID」システムだ。

仕組みはこうだ。著作権所有者がビデオや音楽のデータをユーチューブに送ると、システムがそのデータとマッチした動画を自動的に検出。検出した動画の扱いは、事前に所有者側が細かく決められる。たとえば、特定の動画について、アップされているものが1分以下の場合はそのサイト上に広告を掲載する、2分以上の場合は自動的に削除する--など動画別に基準を変えたり、動画の長さによって扱いを変えたり詳細に決められる。

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