スタバ、1000店舗達成の次は”全国制覇” スターバックスが最後の空白地「鳥取県」に進出へ

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 ――札幌丸井今井 (現、札幌丸井三越)から11年6月にスターバックスに移って2年が経過しました。

この会社は「リーダーシップ」という言葉を多く使う。全国の店長を集めた会議「リーダーシップカンファレンス」、米スターバックスコーポレーションにも店長を集めたリーダー研修がある。私は2.2万人のパートナーのリーダーと自覚をしている。同じように、店長にも20~30人のパートナーを束ねるリーダーという役割を果たすように伝えている。

――あらためて自身のリーダーシップをどのように考えていますか。

 

コーヒー業界やスターバックスのことなら、前からいる人のほうがよっぽど詳しい。どんなに頑張っても私はまだ表面的なことしかわかっていない。当社には「スターバックス ミッション」というひとつの拠り所があり、私以上にそれを理解している人がたくさんいる。そういった意味では、信頼して仕事を任せることができる。私のポジションはサッカーでいえば、ザッケローニや岡田さんなど監督のポジションだ。

――外部出身のトップとして、考えられているマネジメントのポイントは?

 チームではそれぞれ役割や責任を持った人がいる。ただ、部下がどんなに優秀でも部門を越えて機能しなければ何にもならない。私が一番意識しているのは部門を越えたコミュニケーションだ。年に1回、各部門長を集めたオフサイトミーティングという合宿で「会社の全体をみよう」と問いかけ、皆で話しあって結論を出すという機会を増やしている。

 

松浦 大 東洋経済 記者

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まつうら ひろし / Hiroshi Matsuura

明治大学、同大学院を経て、2009年に入社。記者としてはいろいろ担当して、今はソフトウェアやサイバーセキュリティなどを担当(多分)。編集は『業界地図』がメイン。妻と娘、息子、オウムと暮らす。2020年に育休を約8カ月取った。

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