NYダウ一時1500ドル超下落、史上最大の下げ

S&P500は4.1%安、ナスダックも3.7%安

 2月5日、ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し上昇。米債市場ではオーバーナイトの取引で約4年ぶりの高水準を付けていた10年債利回りが低下、米株市場ではダウ平均が一時1500ドルを超える大幅な下げを記録した。ニューヨーク証券取引所で撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し上昇。米債市場ではオーバーナイトの取引で約4年ぶりの高水準を付けていた10年債利回りが低下、米株市場ではダウ平均が一時1500ドルを超える大幅な下げを記録した。

アナリストの間からは、米連邦準備理事会(FRB)以外の主要中銀による緩和解除によってドルの上値が抑えられる可能性があり、ドルが今後一段高となる余地は限定的との声が聞かれた。

ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートの首席グローバル市場ストラテジスト、ポール・クリストファー氏は「米金利はさほど大幅に上昇しない見通しだ」と述べた。

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.33%高の89.488。

朝方発表された1月米ISM非製造業総合指数が12年半ぶりの水準に上昇したことも、ドルへの支援材料となった。

ユーロ/ドル<EUR=>は0.39%安の1.2412ドル。EBSのデータによると、3年ぶりの高値となる1.2538ドルを若干下回る水準となっている。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が欧州議会でユーロ圏の経済動向について明るい見解を示したことを受け、ユーロは一時下げ幅を縮小する場面もあった。ただドラギ総裁は、最近のユーロ上昇が物価安定見通しを脅かす可能性があるとも語った。

ドル/円<JPY=>は0.56%安の109.48円。ロイターのデータによると、1月26日につけた4カ月ぶり安値の109.76円を上回る水準を維持している。

前週発表された米雇用統計で堅調な賃金の伸びが示されたことで米10年債利回りはオーバーナイトの取引で2.885%と、2014年1月以来の水準に上昇。ただ米株価の急落を受け国債売りは収束、利回りは低下した。

米株市場では、ダウ平均が大幅安となり、日中の下げ幅としては過去最大となった。S&P総合も4.10%安、ナスダックは3.78%安で取引を終了した。

前出のクリストファー氏は、この日の動きが「これまでのトレンドを変化させる可能性があるとは考えていない」と語った。

ドル/円 NY終値 109.09/109.12

始値 109.74

高値 110.26

安値 109.00

ユーロ/ドル NY終値 1.2367/1.2368

始値 1.2447

高値 1.2450

安値 1.2364

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