ジム・ロジャーズ「これから史上最大の弱気相場がやって来る。今は株は持つべきではない、持つべきは米ドルだ」

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世界的な投資家のジム・ロジャーズ氏は「今は株を保有しないのが最善策だ」と断言する(写真:Luxpho〈Takao Hara〉)
世界的投資家であるジム・ロジャーズ氏は「いまは株式を保有しないのが最善策だ」と断言します。バブルの終焉が近づく中、私たちは何に備え、どこに資産を避難させるべきか。今回も、著書『大暴落前夜』の第2章から「5つのポイント」を挙げ、氏が実践する「究極の守り」と、暴落後に狙う「次なる勝機」を読み解きます。

16年続いた上昇相場は終わった

「歴史上、終わらない強気相場など存在しない。そして、次に訪れる経済危機は、今まで以上に深刻なものになるだろう」

1.史上最大の弱気相場がやって来る

ロジャーズ氏は現在、自身のポートフォリオの大部分を「米ドル建ての現金」で保有しています。二番目に多いのがスイスフランだと言います。

アメリカの市場は2009年以来、16年間にわたり繁栄を続けてきました。これはアメリカの歴史でも最長の上昇局面です。多くの人は「AI革命があるから今回は違う」と楽観視しますが、ロジャーズ氏は「歴史を見れば、本当に違ったことは一度もない」と切り捨てます。

「潮が引けば誰が裸で泳いでいたのかわかる」というウォーレン・バフェット氏の言葉を引用し、ロジャーズ氏は今を「何もしないことが最良の結果を生む時期」と定義しています。

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