入社3年目が仕掛けた「暗闇バイク」の舞台裏 社員満足度経営が最強の戦略だ

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ベンチャーバンクグループの沿革

「FEELCYCLE」は、日本国内におけるインドアバイクエクササイズ業界を最先端でリードし、事業立ち上げからたった5年で、国内20店舗を超える急成長を遂げることができました。

ではなぜ、「FEELCYCLE」は、そんな成功を収めることができたのか?

照明を落としたスタジオでダンスミュージックとともに行うインドアバイクエクササイズは、もともと海外では、レディ・ガガなどのセレブの間で流行していたものでした。

私たちが「FEELCYCLE」を立ち上げた後に、運良く、そうした海外での流行の様子が日本のメディアで取り上げられたということが、大きな追い風となったことは間違いありません。

何が何でも成功させたいという「熱意」

ただ、何より大きかったのは、現・株式会社FEEL CONNECTION社長である橋本の「この事業を何が何でも成功させたい」という「熱意」であったと私は考えています。

実は、橋本からインドアバイクエクササイズ事業の提案を聞いたとき、正直なところ、私は成功するかどうか、確信が持てませんでした。

しかし、私がゴーサインを出し、事業立ち上げ準備に取り掛かってからの橋本の姿を見て、私の考えは変わりました。

リーダーとして事業計画全体のマネジメントを進めるのは当然のこと、スタジオで使うバイクやシューズ、スピーカーといった備品を海外の専門店と直接交渉して手配し、インストラクターを集め、プログラムを整備するといった、細々とした現場の仕事まで、橋本は労を厭わず、縦横無尽に動き続けました。

その結果、橋本が率いるチームは、たった8か月という短期間で、FEELCYCLE一号店の出店までこぎつけたのです。

そして、何より私にとって印象的だったのは、それだけの仕事量にもかかわらず、橋本は疲れた顔を見せることもなく、本当に生き生きと、明るい表情で毎日、仕事に取り組んでいたことでした。

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