もも様のご両親は「今まで頑張ってきたのだから離婚を思いとどまりなさい」と説得されているそうですね。これは、最も不幸のスパイラルに巻き込まれる考え方です。お子様のためにとおっしゃいますが、「なぜもっと早く縁切りしてくれなかったの」と、逆に母親を責める子どもだっていますよ。
子どものバイト先までおカネの無心に行く父親もいます。自分の母親のような無条件の愛がほしいって? 家族で地獄行きの愛など愛ではなく、真っ平御免だと一蹴しましょう。彼に愛を語る資格などありません。
まだ41歳、先の人生は長い!
もも様はまだ41歳です。ぜひ82歳でプロのプログラマーになられた若宮正子氏のことを考えてください。高卒で定年まで働き、その後は母親の介護をし、60歳で初めてインターネットなるものを知りました。それが今年、アップルの開発者イベントに「サプライズゲスト」として招待される実績を出し、あのアップルのティム・クック氏からハグされて祝福を受けている写真に、70歳の私は勇気を得て、感動しました。
彼女は「80歳は、何かを始めるのに遅すぎる年齢ではない」と言い、さらに新たなチャレンジを続けているそうです。若宮氏の40歳当時には、パソコンさえ庶民には想像もつかないものでした。
あなたは今、41歳。子ども2人を抱えた30代で働かない彼は、いったい全体、いつ働くのですか? 彼が話し合いで更生するなど、ゆめゆめ考えてはいけません。そんな家庭でもう一方の親が専業主婦など、今後40~50年間、精神的・経済的に可能ですか? あなたの子どもへの愛情も、経済的な裏付けがあるべきです。
これまでの11年を無駄にしないためにも、そこからあなたがまず、経済的に自立することの大切さを学び取ってください。とりあえず職を得ましょう。動き出せば考えも、自然に前向きになるものですよ。
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