人でなしの両親を結婚式に呼んではいけない ダメ親と修復努力しても徒労に終わるだけだ

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あなたの住所を明かさず、いくつかの話題について話し合われればよいと思います。報告だけでやめるのか、家族に4年間の反省や変化があって、式だけでも参列してもらうほうがよいのか、家族の食事会だけでもやりたいのかなどの判断がつくはずです。

人間の悪癖はなかなか直らないもので、あなたが家出までして拒んだご家族のヒステリーや蛮行、借金癖や盗癖、怠け癖が、夫となる人やその家族にまで及ぶことを恐れるからです。住所を教えるのは、相当慎重になるべきです。ただ、事前報告より事後報告のほうがよいとき、距離を保ち続けるほうがよいときも多いことを、心に留めておいてください。

家族関係も長い目で見ればいいときもあれば、まずいときもあるものです。事後報告の結婚でも、時が経って好転する関係は、いくらでもあります。

婚約者にも説明しておくこと

またこの問題は、夫となる人のご家族への気遣いもあると思います。確かに結婚相手の家族を一度も紹介されないことで、いぶかしく思ったり、結婚相手自身を軽く見たりする姻戚家族はいます。

夫となる人に不審がられないよう、事情を説明しておくほうがいいですね。「妻の実家家族と仲良くするのが俺の夢だった」なんて、ないものねだりをして因縁をつけ、弱点をついて妻いじめをする男もいましたから。

ともあれ、このケースでは私は結婚に絶縁状態の家族を呼ぶのは反対で、納得感ができたときに事後報告でもすればいいと思います。きちんと夫に説明したうえで、周囲がどう見るかより、ご自身の納得感を大切にされてください。

ミセス・パンプキン 『最強の人生相談』『一流の育て方』著者

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立命館大学卒業。ビジネスパーソン向けの家庭問題・人間関係・人生相談の専門家として、東洋経済オンラインで2012年より執筆。最新刊は『最強の人生相談』(東洋経済新報社)。息子であり、『最強の働き方』(東洋経済新報社)の著者であるムーギー・キム氏との共著に、『一流の育て方 ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』(ダイヤモンド社)がある。ミセス・パンプキンへの相談は、こちらのメール、あるいは相談受付サイトで受け付けています。なお相談件数多数につき、過去に類似する相談があった場合には取り扱いません。ぜひ、これまでの連載をご参照ください。男性からのご相談も歓迎しております!

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