恋活アプリに群がる残念な高年収男子の現実 健全な出会いもあるがとんでもないケースも

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競争が激化する中で参入各社は利用者の年齢層や目的に対応し、ターゲットの属性に適合した新たなアプリを開発するなど、会員獲得競争は熾烈さを増している。

たとえば、グルメ情報誌『東京カレンダー』が運営するマッチングアプリ「東カレデート」。男性会員の40%が年収1000万円以上であるなど、ハイスペックの男性と出会えることを前面に押し出している。また、GMOインターネットグループが運用する「グルメイト」のように、食事をご馳走してくれたり、帰りのタクシー代まで出してくれたりする経済的に寛容な男性と出会えることに特化した相席型マッチングアプリも最近では女性人気が高い。

このように、手軽に恋愛のパートナーを探す手段として世間一般に定着した感のあるマッチングアプリだが、これを活用すると、実際にどのような男性に出会うことができるのか。

アプリによって多少の違いはあるが、好みの異性の相手を探す際、一般的に利用者は年齢、収入、顔写真の有る無しなど、さまざまな条件を入力して検索できる。希望条件に合わない異性を外して、自分の嗜好に合う異性を探し出すことができる。

そのうえで、メッセージのやりとりを数往復して、実際に会ってみるかどうかを決断する仕組みだ。特に、一般的に男性より腕力が劣る女性は、万が一、危険なケースに巻き込まれないように、マッチングアプリを通じて知り合った男性と実際に会うに至るまで、慎重に慎重を重ねて判断する傾向がある。従って、女性にとって、マッチングアプリを介して出会うことになる相手は、厳格な「セレクション」を突破して選び出された逸品のはずだ。

前出の高橋氏は年収700万円を稼ぎ、コミュニケーション能力も高く誠実な人柄だった。「タップル誕生」を運営するサイバーエージェントによれば利用者の50.4%が18~24歳と、会員が若年層であることが特徴だ。その点、年下女性と懇意になりたかった高橋氏としては、目論見どおり一回り年下の女性と出会うことができた。女性の立場から見ても、交際開始から5カ月という短期間で入籍した事実から鑑みて、高橋氏は理想の男性だったに違いない。

つまり、高橋氏のケースは、女性目線から見て、マッチングアプリで出会った男性が、結論として期待どおりのすばらしい男性であった顕著な例だ。

ダメ男にばかり巡り逢う女性も

一方、マッチングアプリで知り合った男性に対して、厳しい「セレクション」を施して会っているにもかかわらず、なぜか多くのダメ男にばかり巡り逢う女性もいる。

東京都内に住む30代独身女性の諸岡百合さん(仮名)。昨年離婚したことを機に婚活目的でマッチングアプリの利用を始めた。もともと学生時代から出会い系サイトを利用していた経験もあり、マッチングアプリを利用することに大きな抵抗はなかった。気軽にマッチングアプリの登録を進めるうちに、いつしか13種類ものアプリの会員になっていた。

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