心臓が飛び出た英国の女児、3度の手術に成功

英国では初めての手術成功例

 12月13日、生まれつき胸骨がなく、心臓が体外に飛び出した「逸脱心」という珍しい症状で誕生した英国の女児が、3度の手術を乗り越えて回復に向かっている。写真は取り上げられた直後に医師によって無菌ビニール袋の中に収められた、バネロピ・ホープ・ウィルキンズちゃんの心臓。グレンフィールド病院提供(2017年 ロイター/ロイターTV)

[13日 ロイター] - 生まれつき胸骨がなく、心臓が体外に飛び出した「逸脱心」という珍しい症状で誕生した英国の女児が、3度の手術を乗り越えて回復に向かっている。英国では初めての手術成功例とみられる。

この女児は生後3週間のバネロピ・ホープ・ウィルキンズちゃん。心臓を体内に戻す手術が行われ、無事成功した。

12万5000人に1人

主治医は先月22日、感染のリスクを低減するため、帝王切開による早期出産に踏み切った。その日のうちにバネロピちゃんは、心臓を体内に戻す手術を受けた。さらに後日、胸部にできた空洞を皮膚でカバーする手術を受けた。

新生児が逸脱心で生まれてくる割合は、12万5000人に1人とされる。そのうち9割が死産か、生後3日以内に死亡する。

病院によると逸脱心から生還した赤ちゃんは、バネロピちゃんが英国で初めてではないかという。

米国では複数の回復例が報告されていて、最近では2012年11月にテキサス州で生まれた女の子が逸脱心から回復している。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • 若手社員のための「社会人入門」
  • 逆境からの人々
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
背水のフジテレビ<br>500日の苦闘

日枝会長が退き宮内新体制が発足してから1年半。増益に転じたが視聴率は低迷を続ける。長寿番組の打ち切りが象徴する大胆な編成改革に加え、組織もコストも抜本的に見直した。背水の陣を敷く同社の人間ドラマを追う。