信頼されない人は「口の堅さ」がわかってない ネットでもリアルでも「一拍おく」が肝要だ
・隣の宝
財産について。「あの人の年収はいくららしい」と噂したり、「ボーナス、いくらだったの?」と聞いたりするようなことにあたるでしょうか。
・婿舅
愚痴の出やすい家族の話。親子、兄弟については、言いたいことも多々あるものですが、愚痴をこぼせば浮世の生臭さを茶室に持ち込むことになります。
・天下の軍
「天下のいくさ」と読み、政治についての話です。政治の話題は、とかくヒートアップにつながるものです。場の空気やメンバーの状態を敏感にくみとりたいテーマです。
・人の良し悪し
人の噂話、他人の中傷、批判発言です。
「舌、かせよ」
私は、これら5つを「舌、かせよ」で覚えています。
た(たから)= 宝(財産、経済状況)
か(かぞく)= 家族(両親、子ども、親戚)
せ(せいじ)= 政治(政治、経済、仕事)
よ(よし・あし)= 良し悪し(噂話、悪口、批判)
今、言おうとしていること、あるいは書こうとしていることが、これらのどれかに当てはまるとき、
「本当に言うべきなのか?」「発信すべきなのか?」「情報を発する場として、この場、シチュエーションは適切なのか?」「このタイミングで良いのか?」
など、一瞬でも考える習慣をもつことができれば、相手を目の前にした現実世界でも、あるいは不特定多数の人に向けたネットの世界でも、大きな失敗は避けられるでしょう。
「一拍おく」
この「わずか5秒」が、「つながり」を維持する力を高めてくれるはずです。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら