中国初のVRテーマパークとはどんな施設か? 12月開園、1670億円投じ貴州省に

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 11月24日、中国南西部の貴州省貴陽の郊外に来月、同国初となるバーチャルリアリティーのテーマパークがオープンする。写真は建設中の同パーク(2017年 ロイター/Joseph Campbell)

[貴陽(中国貴州省)24日 ロイター] - 中国南西部の貴州省貴陽の郊外に来月、同国初となるバーチャルリアリティー(VR)のテーマパークがオープンする。1.34平方キロメートルの敷地にはシューティングやコースターなど35のVRアトラクションが楽しめるという。

「東方科幻谷(Oriental Science Fiction Valley)」というこのテーマパークは15億ドル(約1670億円)を投じて建設され、代表のChen Jianli氏は「開園後には、貴州省や中国南西部の観光を変えるものになる」などと期待を込めた。

園内には人気アニメ「トランスフォーマー」に似た巨大ロボットがそびえ立ち、そこからバンジージャンプに挑戦できる。また、ほとんどのアトラクションはVRゴーグルを装着して乗り込むという。

政府系シンクタンクによると、中国のVR市場は2020年までに現在の10倍に当たる556億元(84億ドル)に成長すると見込まれている。

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