仕事ができる人の「文具の使い方」ベスト5 コクヨの社員はこうして生産性を上げている
コツ2:「色分けフォルダー」を使う
増えるばかりの書類を減らすために、4つの個別フォルダーに仕分けをして、不要な書類を洗い出す。こうした技術を駆使する社員もいます。
4つの個別フォルダーの内訳は次のとおりです。
② 廃棄(シュレッド):不要で、シュレッダーにかけて廃棄する書類
③ とりあえず仮保管:ファイリングするか廃棄するか、すぐに判断できない書類
④ 後でファイリング:後でファイリングする書類
個別フォルダーにはラベルも付けますが、異なる色のフォルダーを用意して色分けして使ったほうが、感覚的に「これはミドリ(廃棄)、これはムラサキ(仮保管)……」などと仕分けしやすくなります。捨てるか残すか判断できず、フォルダーに仮保管した書類は、ちょっと時間を置いてから、判断をします。
半端に使わないことで、情報がシンプルにまとまる
コツ3:「手帳兼ノート」を1冊もつ
ある社員は、B5サイズのバインダーノート(ルーズリーフを入れて使うもの)を、手帳(スケジュール帳)兼ノートとして使用しています。
スケジュールやメモ書きは、これにすべてまとめており、この1冊だけを持ち歩けばよいのでラク、とのことです。以前は、ノートと手帳を別に買っていました。その後、ノートをやめて手帳だけを買うことにしたら、月ごとに付随するページだけではメモをとるスペースが足りない、あるいは余ってしまう……、という困った状況に。
こうした中途半端な使い方をすることに納得がいかなかったため、いろいろ考えた結果、現在のルーズリーフの運用にたどり着いたそうです。
「今月は打ち合わせが集中して、メモのスペースが足りない!」というときにも、ルーズリーフなら、すぐに補充できるので便利とのことです。