ヤフーが開始した新ゲームサービスの正体

アプリなしでプレイ可能

 7月18日、ヤフーは、ブラウザ上でゲームを遊べる新しいプラットフォームサービスを始めたと発表した。インターネットに接続できる環境があれば、アプリをダウンロードすることなく、ゲームを楽しめる。写真はヤフーのロゴ、2009年8月都内で撮影(2017年 ロイター)

[東京 18日 ロイター] - ヤフー<4689.T>は18日、ブラウザ上でゲームを遊べる新しいプラットフォームサービスを始めたと発表した。インターネットに接続できる環境があれば、アプリをダウンロードすることなく、ゲームを楽しめる。

会見した川辺健太郎副社長は「いままでハードに縛られていたゲームがいつでもどこでも自由にウェブでプレイできるようになる。プラットフォームを通じて、ゲーム業界全体の未来に貢献したい」と抱負を語った。

提供を始めたのは「ヤフーゲーム ゲームプラス」。「HTML5ゲーム」と「クラウドゲーム」の2種類のゲームを用意。HTML5ではアプリをダウンロードしなくても、アプリと同等のゲームを楽しめる。

ゲーム会社52社と提携

第一弾として、ゲーム会社52社と提携、39タイトルの配信を始めた。

ゲームを提供するスクウェア・エニックスの松田洋祐社長は「2020年に向けて第5世代移動通信方式(5G)が導入され、通信環境は大きく変化する。そうした中で、ブラウザゲームは再度注目を集めるだろう」と期待感を示した。

ゲームごとに課金方式は異なり、ヤフーはゲーム会社と収入をシェアする。将来的にはリアルとの融合も進め、例えば現在地が雨ならゲームの中にも雨を降らしたり、体重が減ったらゲームのアバターも痩せたりといった他サービスとの連携も検討する。

ゲームプラス事業部の脇康平ビジネスプロデューサーは記者団に対して「1兆円の(ゲーム)ネイティブアプリ市場の横に、1兆円のHTMLゲーム市場を作って、ゲーム業界として2兆円の規模になればいい」と意欲を示した。

(志田義寧)

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