漫画!「家事育児は女がやるべき」という呪い なぜ女性たちはそう思い込むのか?

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自分を縛っていた考えに疑問を抱く

もちろん、家事育児が本当に大好きで体力的にも精神的にも問題がなく、心の底から「私がひとりで全部やりきりたいんだ!」と思ってそうしている女性がいるなら、それはもちろんいいと思うのです。

でも、もしひとりで家事育児をすることに違和感や疲労感を感じているなら、そしてそのことを家族に伝えたことがないのなら、それはもしかしたら自分で自分を縛っているだけかもしれません。

マンガでも書いたように、自分ひとりだけでは大変なことを家族で分担したり、外部に委託したりするのはリスク分散という点でも合理的な話だと思います。だって、家事育児って本当に大変な重労働だし、急にやろうと思ってもそれなりに技術がいるものだから。(ちなみに、家事育児の外部委託については、いつか詳しく描きたいと思っていますよ~)

ちなみに、わが家についてですが、いまや夫は家事育児全般かなりハイレベルになり、そのたびに私は、「ごめんね」ではなく、「ありがとう」を連発しております。実際、本当にありがたいよ~、人の作ってくれるおいしいご飯って。

さて、あなたは「家事育児は女がやるものだ」と思っていますか?

というわけで、今回のまとめ。

家事育児は女がやるものだ!という思い込みにつかれる

家事育児分担は自分がラクをするためのものではなく、子どもをリスクから守るためのもの、家庭を守るだめのものだと考える

 

今回は、女性側から見た「家事育児は女がやるものだ!」について考えてみました。とはいえ、マンガにも描いたように、生まれ育った環境からくる洗脳は本当に強力で、頭で理解しても実際に行動に移せるかどうかはまた別物だったりします。特に、周りの人々が「家事育児は女がやるものだ!」派が多い場合は余計に。

というわけで、次回は男性が女性に対して思う「家事育児は女がやるものだ!」について考えてみようと思います。お楽しみに!

ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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