30~40代女性が「美人」ほど婚活で苦しむ事情 「ドキドキ」くれる男を求めて起きた悲劇とは

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ただ、そこで関係が終わったのかと思いきや、その数週間後にはよりを戻していたというから驚きだ。

「すごく好きだったから、彼に引っ張られちゃって。私ももう45だし、多分子どもは望めないから、彼と付き合いながら結婚できる相手を探そうかなって思ったんです。それでこの半年間、自分なりに婚活してきたんですけど、彼を超える相手は現れなかった。婚活パーティに行っても、どうしても彼と比べてしまって……。でも、このまま彼と付き合っていたら私は一生独身だと思って、2週間くらい前にきっぱりお別れしました。また真剣に婚活することにしたんです」

仁美は意を決したように言った。

30後半からの婚活で「ドキドキ」を求めてはいけない

「もう一度お見合いをして、真剣に結婚相手を探します。結婚相談所には、既婚者はいないから」

結婚相談所は、入会時に「独身証明書」を提出してもらうことが義務づけられているので、確かに既婚者はいない。しかし、康夫のように会ったその日に、女性を気持ちよくさせてくれる会話ができたり、女性をドキンとさせて一瞬で恋に落としたりするような男性もまたいない。

30代後半、40代で結婚をしたいなら、「ピンとくる人がいない」「一緒にいてドキドキする人がいない」と感覚的な恋愛を追い求めるよりも、相手の人間性を深掘りして、信頼関係を築いたうえで愛情を育てていくことが大事だ。それができる相手を見つけていくことが結婚への近道となる。

鎌田 れい 仲人・ライター

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かまた れい / Rei Kamata

雑誌や書籍のライター歴は30年。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も。『週刊女性』では「人間ドキュメント」や婚活関連の記事を担当。「鎌田絵里」のペンネームで、恋愛少女小説(講談社X文庫)を書いていたことも。婚活パーティーで知り合った夫との結婚生活は19年。双子の女の子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイトはコチラ

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