6月6日の被曝事故は、規制庁の指摘を受けて、不適切な保管状態を是正する作業のさなかに起きた。核物質の収納スペースを確保するため、貯蔵庫に保管されていた容器を取り出し、その空き容量をチェックしようとしたところ、容器の内側のビニール袋が破裂して核物質が飛散した。
事故原因の究明はこれからだが、原子力機構のリスク認識の甘さが引き起こした面は否定できない。破裂した容器の内容物の化学的組成を正確に把握できていなかったにもかかわらず、作業に際して作成した「一般安全チェックリスト」では、爆発や破裂、飛散のおそれについて「該当しない」にチェックが入っていた。そのため、密閉構造ではない作業エリアで開封した。
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