滝沢カレンのヘンテコ日本語が愛される理由 独創的なだけでなく誠実で優しさにあふれる
滝沢カレンの活躍が目立っている
テレビの世界には今、多くのハーフタレントがいます。その中でも、特に最近バラエティ番組での活躍が目立っているのが、モデルの滝沢カレンさんです。ウクライナ人の父と日本人との母の間に生まれた滝沢さんは、エキゾチックな魅力をたたえた美女ですが、その見た目からは想像もつかない「ヘンテコな日本語」の使い手として注目されています。
彼女が世に知られる大きなきっかけになったのは、「踊る! さんま御殿!!」で明石家さんまさんにその才能を見いだされたことでした。言葉の一つひとつが、どこかおかしくてズレていることが面白がられたのです。
その後、彼女は、「ヘンテコ日本語」の才能を生かしたナレーターやレポーターの仕事をどんどん増やしていきました。「全力! 脱力タイムズ」では、映像に合わせて言葉を乗せていくナレーターとして珍発言を連発しています。
たとえば、料理人が天ぷらにするために穴子をさばく映像を見ながら、滝沢さんはこんなナレーションを乗せていました。
「くぎをぶっ刺してから、えぐれるようなこのさばきを見せつけます。あっという間に血も涙もないかのように切り裂いていきます」
そのほかにも、明らかに漢字を読み間違えていたり、言葉の意味がズレていたり、予測不能のナレーション芸で、出るたびに爆笑を巻き起こしています。
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